2003年7月20日 カーバイト
 

 千葉県印西市にある木下(きおろし)での祭り。
 3つの町会があり、それぞれに大きな山車を持っています。この3機の山車が一斉に揃い、各町内を練り歩くというお祭りで、朝からスタートしても終わるのは日が暮れた後。
 そこで夜の照明として使われているのが「カーバイト」と呼ばれるモノで、溶接などによく使われるアノ眩しい炎を使った仕組みなのです。

 ガス管に一斉に火がつくと、工事用照明と同等ぐらいの明るさが得られます。
 右側の写真がその様子。もちろんフラッシュは使ってません。
 ただ、ものすごく明るい反面しばらくすると煤(すす)が舞って、着ている物に付いてしまうという一長一短な面も。まぁ浴衣だからいいんですけどね。

 という訳でちょっと珍しい照明システムのご紹介でした。


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