2004年4月2日 第1空挺団
 

千葉県の習志野駐屯地にある陸上自衛隊第1空挺団。
飛行機やヘリから落下傘で降下して現場に突入するという、陸上自衛隊の精鋭部隊として有名です。1985年に起こった御巣鷹山の日航機墜落事故で、生存者をヘリで吊り上げたのもこの部隊。

空挺団の訓練がここで行われており、飛行機からの飛び出しを想定した《飛び出し塔》や、高い場所から降下の訓練をする《吊り上げ塔》などの設備があります。
今回この吊り上げ塔(80m)に昇らせていただきました。
鉄骨で出来た塔の頂上部分から横にアームが伸びており、そこから隊員が宙吊り状態になって降下します。真下に小さな円があり、その中に着地する練習がされるそうです。
エレベーターで頂上まで行くと、高さよりも暴風に恐怖心が沸きます。たまたま風の強い日だったというのもありますが、手すりを持ってないと吹き飛ばされそうなほど。
ただ手すりがあるだけの鉄骨通路は下が丸見えです。
ちなみに右側の写真は高所恐怖症の桂才紫さんが硬直してる図。

生身で飛行機から空中に飛び出すんですから、このぐらいは当たり前なんでしょうね。


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