2004年11月30〜12月1日 硫黄島
硫黄島へは自衛隊機でしか行けません。初めての輸送機にもう大興奮。
という訳で、戦史以外の硫黄島紀行を少しご紹介。


海上自衛隊の輸送機YS-11。この機で硫黄島まで運んでもらいました。
厚木→硫黄島→南鳥島(マーカス)→硫黄島→厚木という定期便で、飛行機のクルーは南鳥島で一泊し、翌日の復路便で我々を拾って帰るという仕組み。



機長の許可が出たので、コックピットを見学させていただきました。
いやぁ、飛行機好きの私にはたまらない空間です。鼻血が出そう。
色々な計器が並んでますね。左に座ってるのが機長、右が副操縦士、機長の後ろにいるのがタイムキーパー(?)のような役割の乗員です。
右の写真は副操縦士さんの前にある窓から見た景色。雲海を進んでいきます。



機内は前方に座席、後はガランドウというレイアウト。人員・物資ともに輸送出来るようになっています。我々の荷物と一緒に野菜や肉が鎮座。
積み下ろしは後方側面を開口させて行います。硫黄島から積み込むのは、たぶんゴミ。



硫黄島の夕暮れは神秘的。
夜は隊員さんお手製の露天風呂をいただきました。本物の温泉です。もちろん硫黄泉。
本当は水着で入らないといけないのだけど、誰も持ち合わせてなかったのでフルで。
気持ちよかった!



海人(ウミンチュ)ならぬ
硫黄人(イオウンチュ)Tシャツを着てる隊員さんを発見。
おちゃめですなぁ。
わざわざ作ったのだそうで。
でもいいなこれ。
マネして作ろうかしら。















硫黄島から帰る時。
隊員さんが滑走路端に整列して国旗や旭日旗を振って見送ってくれました。
感激。

硫黄島は民間人が居ないため、携帯電話のアンテナは一切ありません。通常の電話ですら衛星電話という状況です。
ここに勤務する隊員さんは家族と離れて暮らしてますが、なかなか電話が出来ないので手紙が主な通信手段だそう。
大変な勤務、本当にご苦労様です。


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